立秋◆残暑お見舞い申し上げます◆季節が移ろうおすすめ養生

二十四節気

🍃 暦の上では、今日から「秋」——立秋

こんにちは。まだまだ厳しい暑さが続いていますね。 でも実は、8月7日は二十四節気の「立秋」。暦の上では、今日から秋が始まる日なんです。

「秋だなんて信じられない」と感じるかもしれません。それもそのはず、一年でもっとも気温が高くなるのがまさにこの時期。ただ、自然界はすでに静かに動き始めています。空の高さ、朝夕にふと吹く風——ほんの少しだけ、秋の気配(陰の気)が混ざり始めているのです。

今日を境に、暑中見舞いは「残暑見舞い」に切り替わります。季節の節目として、少し立ち止まってみる日にしてみませんか。

🌿 今日のおすすめの過ごし方

① お昼の時間を狙って動く 重要な連絡や発信は、赤口の吉時間である11時〜13時に集中させましょう。

② 「決断」と「学び・手仕事」に時間を使う 執の運気で、これから始めたいことの決意を固める。婁の運気を借りて、勉強や創作活動に集中する。今日はその両方が噛み合う、めずらしい一日です。

③ 立秋の養生を意識する 暦の上ではもう秋。とはいえ体感はまだ真夏です。冷たいものばかりに偏らず、温かいお茶などで胃腸をいたわりながら、夏の疲れをそっとリセットしていきましょう。

🌻おすすめ養生

薬膳や中医学の観点では、立秋からは「清熱(体内の熱を冷ます)」を続けつつ、少しずつ「潤素(秋の乾燥に備えて体を潤す)」ケアを足していくのがポイントになります。

心と体を心地よく整える、おすすめの養生法をご紹介します。

1. 食の養生:熱を冷まし、肺と体に「うるおい」を補充🍚

まだまだ暑いので冷たいものを摂りたくなりますが、冷やしすぎは胃腸の働き(脾)を弱めます。「冷やす食材を温かく(常温で)食べる」のが理想です。

  • 潤いを与える白い食材を取り入れる 秋は薬膳で「五臓の肺(呼吸器や皮膚、うるおい)」を傷めやすい季節。梨、白きくらげ、豆腐、長芋、白ごま、蜂蜜など、身体の水分(津液)を生み出す食材を少しずつ食事にプラスしましょう。
  • 酸味と甘味の組み合わせ(酸甘化陰さんかんかいん 暑さで汗をかくと体の潤いが奪われます。「酸っぱいもの」と「ほんのり甘いもの」を組み合わせると、体内で潤いを作りやすくなります。
    • 例: トマトと卵の炒め物、レモンハニーティー、梅干しとお米の組み合わせ
  • 夏の疲れをリセットする食材 疲労回復には豚肉、とうもろこし、枝豆、冬瓜などがおすすめ。体に溜まった不要な湿気を取り除きつつ、元気を補ってくれます。

2. 暮らしの養生:「養陰(陰の気を養う)」と「温活」🛀

立秋以降は、自然界の気が「陽(活発)」から「陰(静けさ・蓄え)」へとシフトしていきます。

  • 「15分の湯船」で冷房冷えを解消する 冷房や冷たい飲み物で「お腹の奥」が冷えている人が多い時期です。ぬるめのお湯(38〜40℃程度)にじっくり浸かり、汗とともに深部の冷えを外へ逃がしましょう。
  • 首・足首を冷やさない 立秋以降の風は少しずつ秋の冷気(秋涼)を帯びてきます。特に就寝時のエアコン風が首元や足首に直接当たらないよう、薄手のレッグウォーマーや手ぬぐいを活用するのがおすすめです。
  • 夜のスマホを早めに手放す 中医学では「夜更かし=体の潤い(陰)を削る」と考えます。秋の運気は「静けさ」がカギ。立秋の夜はいつもより15分早く画面を消し、ゆったりとした音楽や読書で心を落ち着かせて眠りにつきましょう。

3.本日の養生メモ📝

「涼をとりつつ、お腹と首は冷やさない。ひとくちの甘酸っぱさで潤いを補う」
猛暑を乗り切りながら、秋に向けて体をやさしくシフトしていくための準備期間です。ご自身の体調に合わせて無理のないところから取り入れてみてくださいね。

立秋の時期にぴったりな、体をやさしく潤して疲労もケアできる「レモンハニーティー」の作り方をご紹介します。

薬膳では、レモンの「酸味」とハチミツの「甘味」の組み合わせは「酸甘化陰(さんかんかいん)」と呼ばれ、体の中に潤い(津液)を生み出し、汗で失われた水分や元気をチャージする最高の組み合わせとされています。

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🍋 レモンハニーティーのレシピ(2人分)

材料

  • レモン(国産・無農薬がおすすめ): 1/2個(スライス用)
  • ハチミツ: 大さじ1.5〜2(お好みで調整)
  • 紅茶のティーバッグ: 1〜2個(アッサムやセイロンなど癖の少ないものがおすすめ)
  • お湯: 300ml

👩‍🍳 つくり方

1. レモンを洗ってスライスする

レモンの皮をよく洗い、薄切りにします。 (※国産以外のレモンを使用する場合は、塩や重曹で皮をよく洗うか、皮をむいて使うと安心です)

2. 紅茶を淹れる

ティーポットまたはカップに紅茶のティーバッグとお湯(300ml)を入れ、フタをして2〜3分しっかり抽出します。

3. ハチミツを加える

ティーバッグを取り出し、温かい紅茶にハチミツを入れてよく混ぜ合わせます。 (※ハチミツの酵素や栄養成分は熱に弱いため、少しだけ落ち着いた温度のときに混ぜるのがベストです)

4. レモンスライスを浮かべて完成!

最後にレモンスライスを浮かべたら出来上がりです。

💡 養生ワンポイントアドバイス

  • 温活・冷房対策には「ホット〜常温」で 暑い日は氷を入れたくなりますが、立秋以降は冷房による「お腹の冷え」が蓄積しやすい時期です。温かいホット、または少し冷ました「常温」でゆっくり飲むと、胃腸をいたわりながら効率よく潤いを補給できます。
  • アレンジ提案 お好みで「薄切り生姜」を1枚足すと、冷え解消効果がさらにアップします。

📝 さいごに

「季節の切り替わりに、内なる決意を固めて夏の疲れを癒す日」

八専・赤口があると一瞬身構えてしまいますが、間日でもあり執と婁のエネルギーがしっかり後押ししてくれる、前向きな一日です。お昼の時間を上手に使いながら、暑さに負けない体づくりと、心に決めたことへの一歩を進めましょう。

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