芒種(ぼうしゅ)は、季節の移り変わりを表す【二十四節気】の第9番目の節気です。
毎年6月6日頃に迎え、次の節気である【夏至】までの約15日間を意味します。
・芒(のぎ/ぼう):稲や麦など、イネ科の植物のことです。
・種(しゅ):もじどおり種(たね)のことです。
⇨ 芒種とは、稲や麦などの植物の種をまく時期であり、ここから本格的な梅雨、そして瑞々しい夏へと季節が加速していきます。
🦗カマキリの赤ちゃんが生まれる頃
七十二侯(二十四節気をさらに細かくしたもの)では、芒種の最初の5日間を【蟷螂生】カマキリ生ずと呼びます。秋に産みつけられた卵から、小さなカマキリたちが一斉に孵化する時期です。昔の人たちにとって、カマキリは害虫を食べてくれる【畑の守り神】でした。
🪲蛍が光を放ちはじめる
【腐草為蛍】くされたるくさ、ほたるとなる。草むらの中から蛍が現れ、あの幻想的な光を放ち始めるのもちょうどこの時期です。

これからの梅雨の時期を心地よく過ごすセルフケア(養生)
この時期は湿度と気温が同時に上がり、体の中に【湿】(水分や老廃物)が溜まりやすくなります。
からだが重だるい、頭がスッキリしない、食欲が落ちるといった【梅雨だる】が起きやすくなります。
◇おすすめ食材
- 梅干し・梅酒:この時期に実る梅は、クエン酸が豊富で疲労回復や食欲増進、殺菌効果に優れています
- らっきょう・生姜:おなかを温め、巡りを良くしてジメジメ感を吹き飛ばします。
- きゅうり・トマト:体の中にこもった余分な熱を優しく冷ましてくれます。
◇無理のない【温活】と【発汗】
- 湿気で体が冷えると代謝が落ちます。
- 冷たいものの摂りすぎに注意しましょう。
- 湯船にゆっくり浸かってじんわりと汗を流すのが、この時期の最高のデトックスです。
さいごに
雨をたくさん浴びた植物たちが、土の中にシッカリ根をはる季節です。
梅雨のジトジトを「嫌な季節」として過ごすのか、
自然の営みを知り過ごすのかで、6月の景色、感じ方は違ってくると思います。
上記のかんたんセルフケアで梅雨時期の不調を乗り切りましょう。

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