9月26日彼岸明け◇◇整えた心で、新しい一歩を踏み出したい◇◇一粒万倍日◆大安

行事

9月26日は、9月20日から続いたお彼岸の最終日「彼岸明け」。仏教でいう彼岸とは、迷いの世界(此岸)から悟りの境地へ至ることを意味し、日本独自に育まれてきた行事です。彼岸明けは単なる終わりではなく、「渡り終えた」達成の日。この1週間、何を整え、何を手放したかを振り返り、お礼参りなどで感謝を形にする節目です。

面白いのは、この日に「一粒万倍日」「大安」という大吉日が重なっていること。何かを始めるのに最良とされるこの組み合わせが、彼岸で心身を整えた”後”に訪れるのがポイントです。土を耕してから種をまくように、整えた心に今日という日の種をまくイメージです。

さらに十二直では「破」にあたり、これは新規の契約には不向きとされる一方、行き詰まりを打開し、区切りをつけるのに向いた日。二十八宿は「女宿」で、裁縫や稽古始めなど、静かに積み重ねる営みと相性がよいとされます。つまり今日は、「派手に始める」より「静かに区切りをつけ、丁寧に積み重ねる」のにふさわしい一日。手帳に習慣を書き込む、財布を整理する、先延ばしにしていた小さな用事にケリをつける——そんな小さな一歩が似合います。

季節の面では、秋は「燥」の季節。空気の乾燥が喉や肌に影響しやすく、朝晩の寒暖差も自律神経に負担をかけます。この時期は梨・れんこん・里芋・さつまいも・柿・白きくらげ・きのこ類など、体を潤し胃腸を労わる食材が旬を迎えます。特別な調理法を意識せずとも、旬のものを食卓に取り入れるだけで、自然な養生になります。

そして養生は体だけでなく心にも及びます。彼岸明けのように「ここで一区切り」という感覚を持つことは、心理的なリセットにもつながります。忙しい毎日の中でこそ、暦の節目を味方につけてみてください。

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Vol.6 9月26日 彼岸明け◇整えた心で、新しい一歩を踏み出したい◇一粒万倍日◆大安|こよみん
9月20日から始まったお彼岸も、9月26日でひとつの区切りを迎えます。この一週間、あなたはどんな時間を過ごしましたか。 秋分の日を挟んだ7日間は、仏教において「彼岸(悟りの岸)」へと近づくための修行期間とされてきました。そして26日は、その…

十月は寒露を切り口に、秋が深まる季節の養生をお届けします。あなたはこの1週間、何を整え、何を手放しましたか。

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